2012年11月30日金曜日

11月のお見舞い報告



 
11月23日(金・祝)に、笹原さん、榎本副会長、鈴木任さん、鴨田さんと一緒に仁平先生のお見舞いに行ってきました。
前回のお見舞いは6月2日でしたから、半年経ってしまいました。
この日は雨が降っていたため、前回の様に近所の喫茶店には行けず、先生のお部屋(シングルのビジネスホテルみたいな感じです)でお話をしてきました。
前回のお見舞い時と比べれば特にお変りはありませんでしたが、1~2年前の事を考える
と「お歳(今年93歳のはず)をとったなぁ」と思わずにはいられませんでした。

施設の玄関で訪問の挨拶をしてからお部屋に行くまで、先生は前を歩くヘルパーの方に手を持ってもらっていらっしゃいましたが、足が滑らかに前に出ないため 少しずつヘルパーとの間が開いてしまいます。
我々が退出する頃には滑らかに足が出ていましたから、偶々の事かも知れませんが。

お部屋の机の上には、昨年12月の訪問時にお持ちした“消えた風景を訪ねる 大人の東京散歩(河出書房新社刊)”が載っていました。
時々でも読んでいらっしゃるなら嬉しいのですが。
昨年のブログにも書きましたが、「東京オリンピック頃の東京各所の写真と文章が掲載されていて、お休み前にベッドの中でパラパラと数ページ読むには最適だと思いました。 先生はページを繰って、眼に留まって明治大学記念館講堂などの写真を懐かしそうにご覧になっていました」と言う内容の本です。

なかなか興味を持っていただける様な話題を見つけ難いのですが、笹原さんが研究されている竹と紙製の風力発電装置の話には興味を感じたようで、何度も相槌を打ちながら聞いていらっしゃいました。

恐らく、先生は我々一人一人の顔と名前はお忘れと思いますが、施設の方は先生が明治大学の教授であった事、我々がゼミの卒業生である事をお話していらっしゃいます。
先生のお見舞いは、何時も午前中に気軽に訪問し こちらから適当な話題の話をして、昼食時間を切っ掛けに退出する様にしています。
次回のお見舞いは来年春頃に予定していますので、同行を希望される方がいらっしゃいましたら、ご案内を差し上げますので私宛にご連絡ください。

44年卒 野村

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